活動報告

*9月17日日曜日 「小児・AYA世代のがんの事、みんな一緒に知って支えよう!のぞみ福井小児がん啓発セミナー」を午後1時開場で福井駅前ハピリン4階総合ボランティアセンターにて現地とWEB のハイブリッドで行いました。

福井県から後援と、福井本丸ライオンズクラブ様のご協力を頂きました。1部は、当会ソーシャルワーカーの川口氏による当会の活動内容を中心に講演。次に基調講演として、福井大学医学部附属病院小児科の鈴木孝二先生に「福井県の小児がん患者さんのフォローアップ外来の現状と晩期合併症、成人移行期について」お話しいただきました。福井大学病院は小児がん治療の連携病院にあたる。集約化で拠点病院に行かなければならないわけでなく、情報や、治療サマリーは拠点病院や中央機関と連絡とりあっていて地方でも同じ治療ができる状態にある。フォローアップも他病院から地元に戻ってきてもフォローできる。安心して治療、晩期合併症のフォローアップに臨んでほしい。成人科の移行は成人診療科の理解が必要になる。今後行政を通して第4期のがん対策を施策していく中でも医師会などに啓発してほしい。ということを伺った。

2部では、福井県で活動している小児がん患者・家族の支援団体・個人5名にパネリストになってもらい、活動内容の紹介発表と、「個々の活動を超えてみんなで何かできないか?」のパネルディスカッションを行いました。各団体、基本やっていること、やりたいことが同じことが多い。みんなで一つの事をやるにしてもハブになるところが必要。ということで、まずは福井支部がハブになって、今後年に数回情報交換の場をもって、福井大学病院と連携し、みんなで、小児がん患者家族を支える活動をしていくこととなった。
パネリストは次の通り
1. 福井こどもホスピス・・・石田千尋様
2. ホスピタル・トイふくい・・・大和宏美様
3. 福井小児脳腫瘍の会・・・佐治昌弘様
4. 小児がん経験者・・・石田美香様
5. 福井支部・・・荒木副代表幹事

とてもよいセミナーになったと思います。