5.鋳造と鉄のリサイクル
 当面は鉄屑で実施する。とりべ・溶解炉を作成する必要がある。とにかく、作業ができるよう にすることが先決である。
 今日、鉄くぎなどは廃物として捨てている。たたらで鉄を作った経験からは、屑鉄は貴重なエネルギーの塊である。
当面、森川氏にアドバイスを受けながら、注意しながら、進めるべき。
2005年の夏、金津創作の森に住む釜師、木村肇次郎氏に手ほどきを受けて、キューポラを自作しました。2005年は抜き勾配を考えた「人形焼式」の文鎮を作りました。2006年には、粘土像をシリコンゴム型に転写し、このゴム型で蝋型(何体も製作可能)を作り、これを紙砂型に転写し、型を焼いて鋳流ししました。
鋳鉄は、キューポラを作るまでは古釘を溶かすこと数回繰り返していましたが(2005年の春)、2005年秋からは木村さんに鉄を分けてもらってきています。2006年秋には、以前から持っていたケラの大きな塊を溶かすことも試みました。まだ、完全自前の鋳鉄までには至っておりません。ただし、キューポラを使うことにより、完全自前の鋳鉄は(燃料コークスは別として)そろそろ近々できると思っています。 また、鉄のリサイクルもできると思っています。

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