人工餌




人工餌とは人が研究に研究を重ね、人の手によって作り出されたもの。
長所は栄養バランスが優れていて長期の保存がきく便利な餌。
種類も多く売られているので主成分等を比較しながら何種類か持っておこう。
ただ、製品によっては食いつきが悪いものもあると思う…
そして長期保存がきくという長所は逆に最大の欠点でもある。
長所と短所は表裏一体、ままならぬものよ…
と、言うのもあまりに長期保存していると餌が酸化してしまうのだ。
酸化とは… 簡単に説明すると餌が痛んで悪くなってしまうという事。
痛んだ餌を長期にわたって与え続けると
魚の内臓に負担をかけてしまい病気になったり最悪死んでしまう事だってある。
出来る限りメーカーが定めた品質保持期間以内に使い切ろう。
いつまでも保存がきくと思って安売りされてる餌を大量に購入すると後で痛い目にあうから気を付けろ!!
あと、人工餌は密閉出来る容器に移し替えて
移し替えた容器に乾燥剤を入れて冷蔵庫で保管すれば餌の傷みを多少は抑えることが出来る。
他、乾燥餌というものもある。
代表的なものではクリルと呼ばれるオキアミを凍結乾燥させたもの。
嗜好性は高いが長期保存はきかないので早めに使い切ろう。

  人工飼料はテキトーな空き瓶に移し替えたり
カゴにまとめて冷蔵庫で保存したほうが長持ちする
 



   
浮上性の人工飼料
肉食魚用や鯉用の餌
浮上性と言う事でポリプテルスには不向きだが
慣れれば食べてくれる
 
沈下性の人工飼料
肉食魚用、鯉用、プレコ用など
底に沈む餌なのでポリプテルスには使いやすい
鯉やプレコ用は植物質が多く含まれるので
たまに与える程度にしておくと良い