外部式について

まず最初に。
僕は外部式があまり好きではない!
とにかくメンテナンスが面倒だから。
自分… 不器用なんて外部式をメンテナンスすると
必ず周りを水浸しにしちゃうんですよねぇ…
メンテナンスの際にホースやら濾過槽を水槽から外さなきゃいけないし
そのたびに水の入った重たいろ過槽は掃除できる場所まで運ばないといけないし…
密閉されたろ過槽開けて中のろ材を取り出して洗わないといけないし…
まぁ、面倒くさいことこの上ない。
…あくまで僕にとってだけど。
それでも僕は外部式を使っている。
何故か?
そりゃあ、ろ過能力が高いから。

外部式ろ過槽はその名の通り、水槽の外にろ過槽を置く。
よって、水槽を置くスペースの他にろ過槽をおくスペースが必要になる。
水槽台の中にすっぽりと置ければいいんだけど…
水槽台によっては置けない場合も多い。

ろ過槽は密閉されており、水が強引にろ材を通過する仕組みなので
ろ過能力もそれなりに高いし、作動音もかなり静かなのも特徴。
ろ過槽は密閉されているので空気を巻き込み難く、二酸化炭素が逃げ難いので
水草を育てるにはメチャクチャ有利なろ過槽なのだ。
…が、ポリプテルスを飼うにはとくに意味はない。
むしろ、空気を巻き込まないので酸欠になりやすく
エアレーションをしてやる必要がある。

外部式は吸水口と排水口を水槽内に自由に設置することが出来るので
排水口になるシャワーパイプをガラス面に向けることで水量を弱めたり
水面より上に出すことで空気を巻き込ませてエアレーションしたりすることも出来る。

シャワーパイプやデュフューザー、U字パイプなど
外部式ろ過槽は、そのパーツも多く
水槽内外の配管の自由度も高い。
水槽用クーラー、殺菌灯の接続も容易に出来るなど
…まぁ、そこ等辺の使い勝手は良い。
でも、やっぱりメンテナンス性の悪さは
僕の中ではかなりのマイナスポイントだよね。

メンテナンス性が悪いとつい面倒になって掃除をサボってしまう。
もしくは掃除そのものを忘れてしまいがちになる。
メンテナンスを怠れば水質を悪化させ… 悲しい結果になってしまう。

便利な道具に頼ると人は怠惰になりやすいからねぇ…?
ただ、メンテナンスの部分さえ手を抜かないよう心がけていられるのなら
申し分ない濾過槽なのだ!!
道具なんて使ってナンボやしね。
あ、あとお値段が少々お高いのもマイナスポイントかな。