モトロの繁殖


水槽  150a×90a×50a

水質  計っていないので知れません

水温  28℃

ろ過  オーバーフロー

濾材  いろいろ混ぜて使ってます。サンゴ砂使用

親魚  雄1才6ヶ月? 雌2才ちょっと? 二匹とも40aくらい

同居魚 グリーンアロワナ ディスカス

水換え 週一回全水量の4分の1くらい

エサ   毎日与えてます


モトロ繁殖のコツってなんでしょう?気が付いたら仔エイが泳いでいたので分かりません。

親について

2年以上飼育していれば繁殖できるようになるんじゃないかなと思います。
家では15aの雄の幼魚が1年ちょっと飼っただけで繁殖しましたから。
雌は家に来た時に30aありましたから詳しい年齢は分かりません。
が、家にきてさらに大きく成長したので雄と比較して、2才くらいかと。2才いってないかも。
雄は飼育して半年でほどで40aほどに成長しました。なんとなく成長が早すぎる気もしますが。
最初、餓死しかけたのに。
それでもクラスパーは子供の頃のままでした。
それから、3ヶ月も経たないうちに一気に成長して(1ヶ月ほどで)立派なクラスパーになりました。
それからしばらくして、
雌に噛み付きまくっていたのでおそらく性成熟したんだと思います。
雌は分かりません。30aほどで家に来て1年経たないうちに繁殖。
少し成長して40aちょっとで繁殖したので、もしかしたら雄よりちょっと性成熟が遅いのかも。

ちなみに家のモトロは養殖物か天然物か分かりません。
と、言うよりもモトロにどんなバリエーションがあるのかすら分かりません。
一年しか飼育していないのに繁殖したことを考えると養殖物だと思います。
ワイルド物がそう簡単に繁殖できるとは思えないので。

水質について

計っていないので分かりませんが親魚が元気な水質なら問題ないのかも知れません。
モトロは繁殖させ易いらしいので水質の許容範囲は広いとおもいます。

エサについて

家は毎日与えていましたが、どうやら正しいようです。
親魚は太らせておかないと繁殖ができ難いようで。
亜硝酸が溜まるとエサ食いが極端に悪くなるのでウールマットの洗浄、
交換の目安にもなりますし、
毎日の給餌は大切です。

エサはササミ、鳥の胸肉なんかが手に入りやすくては結構いいんじゃあないかと思ってます。
他にも人工飼料など手に入りやすいものを用意しておくと良いです。

ペアリングについて

ペアリングもよく分かりません。雌雄を同じ水槽で飼ってたので。よほど相性が悪くない限りペアで飼っていれば大丈夫のような気がします。
家のは普段は雄が雌に噛み付いて傷だらけにするのにエサを与える時は逆になります。雌が雄を蹴散らしてガツガツ食べてます。

水槽と、ろ過について

家はそこそこ底面積が広い水槽で飼っているので水槽はある程度の大きさが必要だと思います。
そもそもモトロ自体が大きいので必然に大きい水槽になると思いますが。
狭い水槽だと繁殖は難しいんじゃあないかと思います。
よくエサを食べるので糞も多いです。
なので、ろ過も大容量がいいです。

糞の量が多いとウールマットもすぐ汚れます。
なので水換えする度に交換、洗浄してます。
エサ食いが悪い時はマットの汚れが原因なことが多いです。
マットの汚れが原因で亜硝酸が溜まりやすく亜硝酸に敏感なエイはエサ食いが落ちるって理由みたいです。

水換えについて

家では毎週1回換えてます。大体、全水量の3分の1くらい。
とくに問題はなさそうです。
あと、エアチューブでゆっくり水を水槽に入れています。
水質の急変に弱いそうなので。
一度、普通に水道から入れたことがあるけど、其の時はなんの問題もなかったけど念のため。

交尾、出産について

交尾しているところはみられませんでしたが、
雄が何度も雌に噛み付いて雌をボロボロにしてしまいました。
最初はただの喧嘩かイジメを受けていたのかと思い、
雄を別の水槽に移そうかと思ったくらいです。
それも1ヶ月ほどでおさまりました。おそらく交尾の前触れだと思います。
出産前は雌はほとんどエサを食いませんでした。
が、出産3日前に引越しでモトロを水槽から移動させ、
しかも火傷を負わせてしまったので、その影響があるのかもしれません。
雄もエサ食い落ちましたから。
こんな厳しい状況でも出産は可能のようで、
普通なら流産してもおかしくない気がします。
あまり無事な出産ではなかったようですが。


妊娠期間は3ヶ月程。
2度目の出産したとき
次の日にメスがオスに齧られた後が!
おそらくオスに交尾を迫られたっぽい。
しかし
初産のときは産んですぐにオスに迫られた感じはしなかった。
実際、2度目の出産は初産のときから数えて
15ヶ月後だった。

稚魚の育成

生まれてきた稚魚は3匹。あまり無事な出産ではなかったらしく2匹が奇形?でした。
1匹は腰から尾が曲がって体盤もややめくれていました。
あとの2匹は尾が変形していましたが1匹は変形が大きかったです。
もともと奇形だったのか?
引越し、火傷が影響あったのか?
わかりませんが、少なくともなんらかのショックがあったのは間違いないです。
生まれて1日目に腰から尾が曲がった奴が死に、
次の日に大きく尾が変形した奴が死にました。
一番変形が軽かった奴はまだ生きています。
尾の変形も1日ほどで治りました。
生まれたばかりのときは体が柔らかいから多少は変形しているのかもしれません。
生き残った1匹は生まれて4日はエサを食いませんでした。
2ミリほどの長さのヨークサックらしき物もありましたし。
生まれて初めて食べたのは弱らせたメダカです。
ピンセットで摘まんで口元に持っていったら食べてくれました。
が大きいメダカは食べられないようで泳がしていただけでは捕らえて殺すだけでした。
捕らえることができるなら小さい奴なら食えるかと10匹ほど泳がせたら仔エイの尾をメダカに食われてしまいました。
3、4ミリ程なんですが、まさかメダカに食われることになるとは。
生まれたての仔エイにはメダカを泳がせておかない方が良いかも?
メダカの小さい奴がいなかったで、
ササミを小さく切った物を与え、
2週間もすればメダカも楽に食えるようになり1ヶ月もすればメダカでは小さくなりました。
エサさえ食べさせられれば、あとは普通にモトロを飼う感覚で大丈夫だと思います。
しかし、親もササミが大好きなので
仔も食べるかと与えたら仔もササミが大好きなようで、
ササミって便利なエサだなぁ。

育成水槽は親の水槽と繋がっているので
家では水合わせなしで移しても問題ありませんでしたが、
親の水槽と繋がっていない場合
バクテリアのよく湧いた安定した水質の育成水槽を
用意しておいた方が失敗しなくてすみそうです。
その際親魚の飼育水を育成水槽に使えばリスクも減らせると思います。
3匹程度ならしばらくは60a水槽で大丈夫だと思います。
家はセパレータで60a水槽より狭く仕切ってあります。(45aほど)1匹しか生存しなかったので。
水量は桁違いに多いですが。(オーバーフローで親水槽と繋がっている)