導入と交流の段階を経て、司会と参加者が溶け込んで、和やかな雰囲気になったところで最終段階として自分を表現していく自己表現の段階に入ります。司会はちょっとサポートするだけで、参加者だけで盛り上がっていきます。最初は知らなかった者同士が、ゲームを終えても親近感を持ってもらえるように仕上げていく段階が自己表現編のゲームです。 |
|
ゲーム名 |
内容 |
司会 |
備考 |
1 |
宇宙列車 |
列車になって歌に合わせて会場内を移動します。歌の終わりに連結しジャンケンをして、負けた人は勝った人の後ろにつながって、次の人とジャンケンをします。これの繰り返し。最終的に一列になって、輪になることができます。 |
「今から歌を歌います。振り付です。両手はひじを曲げ、わき腹のあたりで回転し、車輪のように見せます。歌は次の通り ダダダン ダダダン ダダダンダン 宇宙列車が走る ダダダン ダダダン ダダダンダン と走る この間に相手を探します。相手が見つかったら連結します。『ガッシャン』と言って手を合わせます。その後ジャンケンします。ジャンケンに負けた人は勝った人の肩に手をのせて後ろからついていきます。最終的に一つの列になるまでします。それでは、始めます。 ダダダン ダダダン ・・・・」 |
輪になるのに便利なゲーム ただ輪になれと言うよりもゲームをしながら自然に輪になった方がスムーズです。 |
2 |
油断大敵(輪になって行う) |
輪になって右隣の人のひざの上に自分の右手を置き、左手は頭の上におきます。司会が「打て」と言ったら左手で自分のひざの上にある相手の右手をたたく。たたかれると痛いので、右手は逃げる |
「右手は自分の右側のひざの上においてください。左手は頭の上においてください。お兄さんが『ウーウーウー打て』と言ったら左手で自分のひざの上にある相手の右手をたたいてください。たたかれると痛いので、右手は逃げてください。たたくのに集中してると自分の手がたたかれるので注意しましょう。思い切ってたたくと左の人が逃げた場合自分の足をたたくことになるので気をつけましょう。」 |
輪になってできるゲーム。 |
3 |
しっぺ返し |
両側に手の甲をのばし、右手は右隣の人の左手の上に、左手は左隣の人の右手の下に重ねます。「重ねて重ねて・・・」と言ったら下の手を上に重ねます。「打て」と言ったら下にある手をたたくことができる。 |
「皆さん、両手を横へ手の甲が上にくるように伸ばしてください。右手は右隣の人の左手の上に重ね、左手は左隣の人の右手の下に入れます。お兄さんが『重ねて、重ねて・・・』と言いますので、それぞれ下の手を上に重ねていきます。一度練習します。『重ねて重ねて・・・』・・・。途中で『打て』と言います。その掛け声と共に下にある手をたたくことができます。下の手の人は逃げてください。また反対の手をたたかないでください。それでは始めます。」 |
|
4 |
汽車は走る |
歌に合わせてジャンケンし負けた人が勝った人の後ろにつき、最終的に輪になるゲーム。更に輪になった後、歌やせりふで汽車が走っている雰囲気を全員で作っていく。 |
「近くの人とジャンケンをしてください。負けた人は勝った人の後ろについて肩をつかんでください。私が歌を歌いますので、歌っている間にジャンケンの相手を見つけてください。 『汽車は走る煙をはいて村から町へ矢のように』と歌いますので、歌が終わったら『ジャンケンポン』とジャンケンをしてください。<最後まで勝った人の手を持って輪にしていく&rt; 「先程の歌にあわせて、掛け声をしてみましょう。まず4人ぐらいで汽車になってもらいます。汽車になった人たちは、歌を歌わずに『シュッシュッポッポッ、シュッシュッポッポッ』と言って円の中を回ってもらいます。それ以外の人は歌ってもらいます。2回歌います。次に踏み切りを加えましょう。あなたとあなた2人で『カーンカーンカーン』と言ってください。では2回行きます。同じように、 駅弁売り『弁当、弁当はいかがっすかー』迷子『えーん、おかあちゃん、おかあちゃん』迷子の親『○○ちゃん、おかあちゃんはここよ』連結部分『ガッタンゴットン、ガッタンゴットン』 |
|
5 |
ジャンボリー |
輪になった状態で「ジャンボリー」の歌の後、司会に指差された人から右周りに数字などを順番に言っていき、最後までいったらバンザイするゲーム。 |
「『ジャンボリー、ジャンボリー、ジャンボリー、ジャンボリー、ジャンボリー、ジャンボリー、アハハハハハハハ』と一緒に歌いましょう。歌い終わったらお兄さんが誰かに指をさします。そこから時計周りに『1』『2』『ドビン』『4』『5』『チャビン』『7』『8』『ハゲチャビン』『10』『11』『12』までいったら全員でバンザイをしてください。それでは全員でやってみましょう。」 |
|
6 |
ゴロピカドン |
円になって、ボール(タオルでつくってもよい)を「ゴロゴロ」で時計周り、「ピカピカ」で反時計周りでまわしていきます。「ヒューン」で誰かのところへ投げます。「ドン」と言った時持っている人が鬼。 |
「今からここにあるボールをまわしていきます。お兄さんが『ゴロゴロ』と言った時は時計周り、『ピカピカ』と言ったら反時計周りです。『ヒューン』と言ったらボールを誰かにゆっくり投げてください。『ドン』と言った時にボールを持っていたら、鬼です。鬼は『ゴロゴロ、ピカピカ、ヒューン、ドン』と好きな言葉をいいます。次の鬼が決まるまでです。では始めます。」 |
|
7 |
しりとり鬼 |
輪になって、しりとりをしながらボールを回す。鬼は円の外にいて、ボールを持っている人にタッチしたら鬼交替。ボールを持った人は鬼につかまらないように、早くしりとりをして、両隣2人離れた次の人にボールを回す。しりとりに「ん」がついても鬼交替。 |
「鬼を一人決めます。ではあなたにお願いします。鬼の人は円の外に出てください。皆さんは今からこのタオルで作ったボールを回しながらしりとりをしてもらいます。ボールをもらった人はしりとりの続きを言い、両隣2人以上離れていれば、誰に渡しても結構です。鬼の人は円の外でボールを持っている人にタッチしてください。皆さんはタッチされないようにしりとりをして次の人にボールを回してください。鬼がタッチしたり、しりとりに『ん』がついても交替です。それでは始め。」 |
|
8 |
魚、鳥、木(ぎょ、ちょう、もく) |
司会に「魚(ぎょ)」と言われたら魚を答える。「鳥(ちょう)」なら鳥の名前、「木(もく)」なら木の名前を言っていく |
「今からお兄さんが『魚(ぎょ)鳥(ちょう)木(もく)申すか、申すか』と言いますので、皆さんは『申す、申す』と大きな声で言ってください。一度練習しましょう。それではこれから誰かを指名します。その人に魚鳥木の |
|
9 |
花、野、果(はな、や、か) |
「はなやかしましょ」「しよーしよー」で司会が誰かを指差し、「はな」と言ったら花の名前を言う。「や」の場合は野菜、「か」の場合は、果物の名前を答える。 |
「私が『はなやかしましょう』と言いますので皆さんは『しようしよう』と言ってください。練習します。はなやか・・・・・・。ではこの歌を歌いながら皆さんの周りを回ります。そして誰かを指差して『はな』『や』『か』のどれかを質問します。『はな』と言われたら花の名前を、『や』は野菜を、『か』は果物を答えてください。『はな、はな、はな』と3秒のうちに答えます。答えられなかったらお兄さんと一緒に後ろで踊ってください。一度出た名前を言ってもアウト」です。では始めます。」 |
|
10 |
震源地はどこだ? |
円になって座り、鬼を選ぶ。鬼は円の外に出て、目をつぶる。残った人の中から震源地を選び、他の人は震源地になった人と同じ動作をする。震源地が鬼にばれないようにする。 |
「鬼を決めます。あなたが鬼です。鬼の人は円の中から出て目をつぶってください。残った人の中から震源地を選びます。震源地と同じ動作を皆さんはします。鬼は震源地を見つけてください。皆さんは、震源地がばれないよう動いてください。あまり震源地を見るとばれてしまうので注意してください。震源地は、どんどん動きを変えていってください。鬼は3人まで指すことができます。もし当たらなかったらもう一度鬼です。では手拍子から始めてください。」 |
|
11 |
キラー |
円形で行う。鬼は外で目をつぶる。残った人で殺虫剤をする人を決め、殺虫剤と目があってウインクされた人は前に倒れる。鬼は殺虫剤をしている人を当てるゲーム。 |
「今から鬼を一人決めます。鬼の人は円の外に出てもらい、後ろを向いて目を閉じます。それ以外の人は『ハエ』です。その中で『殺虫剤』を決めます。『殺虫剤』と目を合わせ大きくウインクされると『ハエ』は殺され、前へ『ア〜ァ』と大きな声を出して前に倒れてください。一度全員ハエになります。お兄さんが殺虫剤になります。鬼は殺虫剤を見つけてください。殺虫剤を見つけたら鬼は交替です。3人まで指すことができます。殺虫剤に殺された人は気持ちよく倒れてください。また、あまり殺虫剤を見つめ過ぎないようにしてください。」 |
アゴでする方法もあります |
12 |
イヌ、ネコ、ブタ、サル |
4人グループでイヌ、ネコ、ブタ、サルを決める。それぞれ泣き声を決め、司会が泣き声を2つする。泣かれた泣き声の動物は、それぞれの鳴き声をしながら、別のグループへ移動する。4ひき全部揃ったらバンザイしてそれぞれの泣き声をして座る。 |
「4人の中でイヌ、ネコ、ブタ、サルを決めてください。自分は何になったか分かりますね。今からは動物の鳴き声でしか会話できません。イヌは『わんわん』、ネコは『にゃーにゃー』、ブタは『ぶーぶー』、サルは『キーキー』です。お兄さんが動物の鳴き声を2つします。その動物は今のグループから離れて、別のグループのところへ移動します。その時も自分の鳴き声しかできません。各グループで4種類の動物が揃った所から座ってください。どこのグループにも入れなかった人が鬼になります。全員揃ったらそれぞれの泣き声でバンザイして座ってください。」 |
人数集まりをしてから始めても良い |
13 |
人間進化論 |
ゴキブリからイヌ、イヌからアヒル、アヒルから人間へと進化していくゲーム |
「人間がゴキブリから進化し、イヌ更にアヒルと進化を経てそして人間になるという人間進化論というゲームをします。ではまずゴキブリになります。ゴキブリには触覚がありますので人差し指を頭の上にたててゴキゴキゴキといってなるべく低い姿勢で回ります。次にイヌは四つんばいでワンワンワンといってまわります。次にアヒルです。アヒルは両手をわき腹にあて、ウサギ歩きでガーガーガーと言って回ります。最後はバンザイと言って人間になります。人間になったら端の方によって、他の人の戦いぶりを眺めていてください。ではルールを言います。全員ゴキブリから始めます。ゴキブリ同士ジャンケンして勝ったらイヌに進化します。今度はイヌ同士ジャンケンです。泣き声を大きくしてイヌを探してください。ジャンケンに勝つと次はアヒルに進化します。アヒルの次は人間です。勝ったら大きくバンザイしてください。ではそれぞれで負けたらどうなるのでしょう。そうです。ゴキブリに逆戻りです。ルールはわかりましたか?それでは始めます。よーいスタート。(10人ほど残してホイッスルを吹く)ピー終了。今の時点でアヒルだった人、人間の仲間入りさせてあげましょう。イヌだった人も人間の仲間入りできます。そしてゴキブリさん。このゲームを最後まで盛り上げてくれました。ありがとうございました。 |
最後はゴキブリさんをほめてみじめな気持ちにさせないようにします。 |
14 |
リスの巣ごもり |
3人一組で一人はリス、二人は木になる。木は向かい合って両手をつなぎ、その輪の中にリスは入る。司会が「おおかみが来たぞ」と言ったらリスだけ逃げ他の木に入る。「きこりが来たぞ」と言ったらリスは残り(手を上げる)木は他のリスのところで木を作る(木は二人がばらばらになる)。次に「嵐が来たぞ」と言ったら全部バラバラになり新たにリスと木を作る。何になっても良い。 |
「3人一組になります。ジャンケンし一番勝った人がリスになります。他の二人は木です。両手をつないで輪にし、その中にリスは入ってください。ここで3つの掛け声をかけます。まずは『狼が来たぞ』と言います。その時リスは巣を抜け出し他の巣へ行きます。次に『きこりが来たぞ』と言ったら今度は木がバラバラになり、他のリスのところで木になります。リスは目立つように手をあげてじっとしていてください。最後は『嵐が来たぞ』です。この時は全員がバラバラになり、新たにリスときこりになります。3人セットになったら座ってください。掛け声は鬼になった人がします。それでは始めます。・・・・・・それではお兄さんも入ります。」 |
あまった人が出たら、鬼になってもらい、掛け声をかけてもらう。 |
15 |
E・T |
3人一組で一人はET、二人は地球人。笛1回でET移動。2回で地球人移動する。ETは地球人を見て、どちらかがETに似ていると思ったらETと指差す。指された人はETとなり他の地球人の所へ移動。ETはそのまま地球人に。カウントダウンし、最後にETの人が本日のETです。 |
「3人でジャンケンをして負けた人がETです。ETは空を見上げ指差して『オー』と言います。一度やってください。残りの人はETを守る地球人です。ETを中に入れ手をつないでください。さて笛の音がピーと1回鳴ります。そうするとETは別の地球人のところへ移動します。地球人の中に入ったら人指し指を高くあげてオーと叫んでください。2,3人入ってきた場合は、地球人に選ぶ権利があります。選ばれなかったETは他の地球人のところへ行ってください。一度やってみます。ピー。・・・・・・ETが入って3人組になったら、地球人は座ってください。かしこいETは考えました。『なぜ僕だけが動かなくてはいけないのか』そこでピーピーと笛が2回鳴ったら、地球人は手をつないだまま他のETのところへ移動してください。ETは手を高くあげてオーイオーイと言って地球人を呼んでください。一度やってみましょう。さてかしこいETは考えました。『なぜ僕たちだけがETなんだろう。地球人もETになってもいいじゃないか』と思いました。ETは地球人の中に入った時、両方の顔を見てどちらかがETに似ていると思ったとき『ET』と指差します。この瞬間からETです。ETとなって別の地球人のところへ移動してください。ETはそおのまま地球人となって手を繋ぎます。最後にカウントダウンして最後の地点でETだった人が本日のETです。では始め。」 |
|