田嶋牧場の概要
飼養頭数 搾乳牛40頭 育成牛10頭 ポニー1頭 ベン
出荷量 1日約1100キロ 全量,明治乳業石川工場へ出荷
牧草地面積 約10ha(イタリアンライグラス、デントコーン)
1,経営内容
飼養牛の管理状況
子牛 :カーフハッチで離乳まで飼養
育成牛:県営育成牧場に預託、もしくは旧牛舎にて飼養
搾乳牛:搾乳舎にて繋ぎ飼養
乾乳牛:パドックにて飼養
現段階での経営目標
・糞尿の自己圃場還元を維持しつつ,常時50頭搾乳体制にする
・繁殖成績をまずは,平均15ヶ月1産,ゆくゆくは限りなく1年1産に近づける
・牛が喜ぶような草作りをする
・経費削減,無駄を省き,無理の無い家族経営を目指す
2,消費者との交流に対する取り組み
H10 中央酪農会議主催の日本の牧場スタンプラリーにエントリー 餌やり体験を始める
H12 地域交流牧場全国連絡会に参加
H13 酪農教育ファームの認可を受ける
消費者との交流に対する考え
牛乳は今や人間の生活に欠かせない身近な食品となっていますが,生産現場である牧場,酪農についてはまだ認識が薄いのが現状です。またBSE騒動によって畜産及び酪農に対する正しい情報が消費者に伝わっていないことも,改めて感じました。このためいろんな人が,気軽に当牧場を訪れ,酪農に対して少しでも興味がわいてくれればいいなあと思い,酪農教育ファームの認可を受け、餌やり体験や見学の受け入れをしています。また酪農という職業柄,人と接する機会が少ないため,自分たちのためにも良いのではないかとも実感しています