統一展望台
前日はバスターミナルの前のモーテルにチェックイン。展望台行きは
市外バスターミナル前のバス停から1番または1-1番のバスに乗る。
バスは通学の高校生でいっぱいである。
2種類の制服の学生がいるので2つの高校が郊外にあるのだろう。
バスは荒っぽい運転で進み短い停留所の区間ごとに体が前のめりになる。
曇りガラスを手でふいてガスが掛かってきた外を眺めている。
30分も過ぎるとガラガラになりバスは北上を続ける。
バスの終点に着き運転手に安保公園の道を確認すると少しこのまま待っていろ
このバスで公園まで乗せて行ってやる、と親切にして貰える。
待っている間、同乗のおばあさんとみんなでおしゃべり。
外国にきて地元の方と会話するのは楽しいことだ。
公園の前でバスを止めてくれ我々は外国人観光案内所へ。
ここからはシャトルバスが無いのでタクシーチャーターを依頼。
手続きも名前を書くだけの簡単になっている。
待ち時間を利用して朝飯タイム。ここのスン豆腐チゲもうまかった。
我々3人に兵庫からきた岡本氏も同乗し4人で一人1万W。
タクシーは展望台へ出発。
中に進むほどオーバーハングのコンクリートのカタマリが道路脇に
配置してあるのが目に付く。
途中検問所でチェックを受け20分ほどで展望台到着。
今日はあいにくガスが掛かって北方面が見えたり見えなかったりの天候。
時々のタイミングを利用して500Wの望遠鏡で北方面を見る。
たてものがはっきり見える。
売店のおばさんが常設の写真パネルで説明してくれる。
以前は広報の兵士が韓国語、英語、日本語で説明があったのだが
もう無いのであろうか?
写真撮影も従来ほど厳しくないようである。
売店のおばさんは構わないと言っているし、
警備の兵士も全然姿を見せず3人がそとで清掃作業をしているだけである。
来る途中 立派な高速みたいな道路が北に続いている。
金剛山旅行はこの道を利用してバスが走っているようだ。
また展望台眼下に線路も完成し06年5月試運転が始まるようだ。
以前より警備も厳しくなく道路、鉄道も完成し緊張緩和が納得できる。
展望台の階段をおりると正面の山に植え込みで 統一 と書いてある。
新聞で見る限りまだまだ将来のように思えるがここでは現実が近いのでは?と感じる。
タクシーで安保公園までの帰路、運転手がひとり約束の1万Wプラス6千Wで
束草まで行くとの交渉がまとまりそのまま走行。
途中 イ・スンマンとキム・イルソン別荘あとをドライブして束草に戻りソウル
までのバスチケットを買い遅い昼食。
また4時間かけてソウルへ。
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